「HOW3|株式市場の選択」では三回に分けて目的(WHY)である『お金を稼ぐこと』に適した株式市場を探求しました。
前提として、人それぞれの目的が異なるように「稼ぎたい額の度合い」も人それぞれ異なります。
稼げる額の規模は株式市場のボラティリティを指数とすることで可視化され、リスクを極力抑えた上で稼ぎたい場合は「漸進的投資法」を、リスクを大きく取ってでも多く稼ぎたい場合は「飛躍的投資法」を主眼とします(参照:「HOW3-1|株式市場の選択(2つの投資法))。
その上で、それぞれの投資法と整合性の取れる株式市場を発見するため各市場のボラティリティを算出しました。
結果として、稼げる額は小さいもののリスクが小さい株式市場が東証一部と東証二部、稼げる額が大きいもののリスクが大きい株式市場がマザース、その中間に位置する株式市場がJASDAQということが分かりました(参照:「HOW3-2|株式市場の選択(株式市場のボラティリティ分析)」「HOW3-3|株式市場の選択(株式市場の属性)」)。
株式市場の選択
2つの投資法(漸進・飛躍的投資法を含めると3つ)と整合性の取れている株式市場を図表1にまとめます。

図表1では米国のニューヨーク証券取引所およびNASDAQも参考までに含めていますが、詳細な分析を行っていないために(仮)と表現しています。
そして、目的(WHY)である『お金を稼ぐこと』に付随する「稼ぎたい額の度合い」を大中小と3区分した上で、目的達成のためのリスク、該当する投資法、目的に適した株式市場を図表2にまとめます。
各々の「稼ぎたい額」に沿った株式市場の選択の参考にして下さい。
