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HOW4-2|業種の選択(業種のボラティリティ分析)

33の業種から業種の理解度(「興味関心」または / および「事業理解」)に合わせていくつかの業種を選択したかと思います。

続いて「HOW3-1|株式市場の選択(2つの投資法)」でも紹介したインベストメントの2つの投資法(「漸進的投資法」と「飛躍的投資法」)の観点で業種を考察します。

なお、「業種の選択」において「業種の理解度」を判断材料の最優先としているのは、インベストメントが無知のリスクを最も嫌う性質だからです。

インベストメントとは、企業(事業)の将来キャッシュフローが初期投資額を上回ることを期待し資金を投下する行為です(参照:HOW2|インベストメントか、トレーディングか)。

よって、将来キャッシュフローを予測する上では業種や企業単体の理解が強く求められ、その理解度を高めるための取捨選択は優先して行う必要があります。

これが「株式市場の選択」と「業種の選択」において異なる点です。

累積ボラティリティの分析

2020年7月31日を基準にした単位週での過去の累積ボラティリティを図表1にまとめます。

(図表1:短期・長期の累積ボラティリティ 作成:SKクラス 日付:2020年8月2日)

図表1では短期型(1-50週目までの50週間)と長期型(1-250週目までの250週間)の累積ボラティリティを掲載しています。

そして、全33業種の短期型および長期型の累積ボラティリティの平均値±標準偏差の区間を濃淡の帯(淡帯:短期型、濃帯:長期型)で表しています。

濃淡の帯それぞれに短期型および長期型のボラティリティ値が収まっている場合、そのボラティリティ値を持つ業種は比較的安定した値動きをする業種と言えるでしょう。

帯外のボラティリティ値に対しては、帯を上振れている場合は値動きが大きな業種、帯を下振れている場合は値動きが小さな業種と言えます。

(図表2:累積ボラティリティ 作成:SKクラス 日付:2020年8月2日)

図表2では業種ごとの累積ボラティリティを5つのパターンに分けて表しています。

累積ボラティリティはその算出方法の性質上、データ数の増加とともに値が収束します。

しかしながら、1-250週にかけてボラティリティ値が急上昇している業種もいくつか見受けられました。

これは201-250週の期間のボラティリティ値が高いことを示唆しています。




区分ボラティリティの分析

区分期間を50週ごととし、2020年7月31日を基準にした単位週での過去の区分ボラティリティを図表3にまとめます。

(図表3:区分ボラティリティ 作成:SKクラス 日付:2020年8月2日)

図表3の緑帯は各期間平均の平均値±平均標準偏差を表します。

ご覧頂いて分かる通り、1-50週と201-250週のボラティリティが高い傾向があることから、同帯はそれ以外の期間のボラティリティ値を上振れる傾向にありました。

そのため、この緑帯の意味合いを私はセーフティーバンドと受け止め、この帯を上回るボラティリティ値は過度なボラティリティと認識しています。

1-50週と201-250週、またはそれ以外(51-100週、101-150週、151-200週)に対して、例外事象が起こった故のボラティリティ値のため外れ値にするべきとの意見もあるかとは思います。

しかし、例外事象が一般的に起こるのが世界経済の常であるため、どの区間も除外するべきではないというのが私の考えです。

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